梟首台の歌 ; アレークトー

【長距離砲撃用パンツァクライト アレークトー】


 長距離からの間接射撃用に開発された支援型パンツァクライト(※)。射撃の正確性向上をコンセプトに演算性能が高められ、当時の長距離砲中では最長の射程距離を誇る。
 長距離砲は通常、前方観測部隊・随行算定部隊とセットで運用されるが、単体での弾道計算能力に秀でたアレークトーは随伴部隊を必要最小限に抑えられ高い機動性を維持している。この特性を活かした高機動長距離支援砲撃戦法は多大な戦果を上げ、パンツァクライトの新戦術確立の転機となった。
 また専用に改良された200mm加農砲は連射性能にも優れており、弾着観測に依らない対象目視下での零距離射撃に於いても活躍した。

※ パンツァクライト
 メス性のホモ・サピエンス・サピエンスを模した人造有機体を用いた戦術兵器。人造有機体のハイパーシナプスに依り歪重力場を制御、背面・側面・下面に非接触接合された各ユニットを稼働させる。人造有機体は兵の戦意向上を目的にドレスで飾り立てられ、また各部装甲や盾にも装飾が施された。フィン状の重力ホバーユニットが広がったスカート様に見えることから、"クライト(ドレス)"の名が付けられた。



オリジナル | メカ
2015/12/29